40代で平屋を建てた主婦|間取り・費用・性能5つの決断ポイント | 栃木の新築平屋・注文住宅は建道
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40代で平屋を建てた主婦|間取り・費用・性能5つの決断ポイント

こんにちは。
3人子育て中、40代の主婦です。
3年前に平屋を新築しました。

完成までには、様々な迷いと決断がありました。
理想と現実(費用)とのバランスが難しかった。。。

・住宅ローンの借り入れはいくらが適正?
・家の大きさはどのくらい必要か?
・どんな間取りがいいか?
・住宅の性能レベルと費用は?
・キッチンはどのメーカーにする?

などなど、たくさん悩み迷いました。

私の場合、嫁ぎ先の敷地内に建てたので、土地探しの悩みはありませんでした。
しかし、親名義の土地を息子名義に変更する場合

・手続きはどうすればいい?どこでやるの?
・親の土地をもらったら、税金はいくらかかるの?

わからないことだらけ。
司法書士さん、税理士さんにも相談しました。
土地がある方もない方も、はじめてのことは誰だってわかりません。
だから、建築・不動産・税金・登記・ローンのこと
それぞれのプロに積極的に相談するのが一番確実です。
自分からはちょっと…という方は建築会社の方に相談するといいですね。

「なかなか見つからない」

土地選びに迷っている方。こちらのブログもあわせてお読みください。

 

さて、平屋を建てるまでにどんなことに悩みどんな決断をしてきたのかを
実際の経験からお話ししたいと思います。
平屋の新築を計画している方は、ぜひお役立てください。

【間取り】【費用】【性能】なるべく妥協したくない!

どうすればそれぞれバランス良く、「納得できる住まいになるか?!」が重要でした。

 

平屋の家づくりで比較検討したこと。
決断した5つのポイント。

※下記の見方→ 優先 > 却下・妥協

1.あこがれの中庭 をとる < 毎日の生活動線
2.遊び心のある家のカタチ < 耐震性を優先する
3.コの字の家 < シンプルな形の家
4.性能は最高値に  > 性能をほどほどに妥協する
5.リビングの開放感をとる > 家族のプライバシー優先

↓↓↓

決断①あこがれの中庭よりも家事動線を最優先!

私は、家事動線が長くなるのは嫌だったので、時短動線を重視しました。
住宅雑誌や旅館などを見るとステキな中庭のある平屋にあこがれていました。

中庭プランも考えていましたが、どうしても水まわりの動線は
簡潔で最短ルートにしたかったんです。
40代ということもありすでに子育てを経験し
実際の生活で家事ストレスもあったので、理想の家事動線はありました。

もし、自分が主婦で家事や子育ての経験がなかったら
見た目おしゃれだけど家事が面倒くさい家になっていたかもしれません。
見た目よりもこの先、何十年と歩く家の中の生活動線を優先しました。

キッチン→食器棚までの動線、洗濯機→物干しまでの動線など
人それぞれの最適動線があります。

注文住宅は、あなたのために細やかな設計をしてくれます。
規格住宅にはない満足感がありますよ。

 

決断②家族の命を守る家!倒壊しない建物をつくる!

私は、家事動線が長くなるのは嫌だったので、時短動線を重視しました。
家のカタチは、地震に強い構造を重視した方がいいです。

家づくり初期は、どうしてもあれこれ夢が膨らみ、見た目のイメージが先行しがちです。
はじめから、耐震性重視の方は少ないかもしれません。
私は、よく建築雑誌に出てくるような、個性的で遊びのあるデザインもおもしろそう~と思っていた時期もありました。

この家の設計者で一級建築士の夫の意見を聞き
個性、意匠性よりも建物の構造で安全性の高い形状にすることは重要なことであると学びました。

建物の安全性(構造)について、家を建てる前はまったく気にしていませんでした。
聞かなかったら人は、そのまま知らないままかもしれません。
人の命を守る家を提供するのですから、建築する側で知らないという方がいたら怖い、と思ってしまいます。
日本は地震大国。いつまた大きな地震が来るかわかりません。
「首都直下地震」は、政府の地震調査委員会が30年以内に70%の確率で起こると予測しています。
マグニチュード7程度の大地震で、地震の揺れによる被害想定も発表されています。

http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h25/74/special_01.html

 

建物を耐震化することは、非常に重要な対策であると示されています。
建物の安全性は、どうやって確認するかご存じですか?

それを知るためには「構造計算」というものが必要になってきます。
私の自宅は平屋ですが、構造計算による安全性を確認した「耐震等級3」の住まいです。
ちなみに現在では「耐震等級3」が最高の等級です。

 

さて、これから家を建てる皆さまへ

住宅の耐震性能、建物の安全性について
どのような考えや方針をお持ちなのかきちんと担当の方に確認してください。
ただ、木造2階建てや平屋住宅では、確認申請には構造計算書の添付義務はありません。
法律上の義務がないので、構造計算をしなくても家は建ててOKということになります。

構造計算には費用も時間もかかります。
会社によって「壁量計算」などの簡易的な計算方法はおこなっていても
「許容応力度計算による構造計算」は行っていないところもあります。

うちは耐震等級3を取得していますよ、と工務店さんに言われたら、聞いてみましょう。

「壁量計算」によるものでしょうか?
「許容応力度計算」により取得した「耐震等級3」なのでしょうか?
家づくりの重要なポイントです。

「許容応力度計算」による構造計算書が分厚い資料となって、私の手元にあります。
見てもチンプンカンプンですが、ここまで精密に計算されているんだな、という安心感があります。

検討している建築会社さんに念のため確認してくださいね。

質問の仕方は
「御社では、許容応力度計算(構造計算)をおこなっていますか?」

建物の安全性については命を守る重要な部分であり、専門的な知識を必要とします。
「どうして法律上義務でもないのに、時間もお金もかかる構造計算が必要なの?」

あなたの家をプラン作成してもらうときは、設計担当の方に
じっくり質問したほうがよいでしょう。
人の命を守る建物ですから。
熊本地震の倒壊事例はこちら

構造の話は、専門的で難しい話になるのでここまで。
こちらのブログも参考にしてください

 

決断③総合的なコスト調整も重要。

壁面が多いと作業手間などの一般的にはコストアップになる傾向に。
自宅の敷地は、広さにゆとりがあったので家の形は自由にもできました。

しかし、四角型の家に比べてL字型やコの字型の建物は壁面の数が多くなります。
作業の手間や材料など、一般的にシンプルな四角に比べて費用アップにつながります。
四角型は4面、L字型は6面、コの字型は8面
壁面が少ない家と多い家を比較するとコストもアップする傾向にあるようです。
私の場合、「家のカタチ」は、とくに悩まずシンプルな長方形が良い!と納得し決断しました。

(メーカーさんによっては「二階建ても平屋も費用変わりませんよ!」という会社もあります。
しかし、同じ30坪でも屋根・基礎の面積は平屋だと二階建ての倍になるのに、どうして価格が変わらないのか?不思議ですが。)

↓こちらの関連ブログをご参考ください↓

https://www.ken-do.co.jp/question/hiraya_nikaidate_cost.html

 

決断④あったかい家で健康寿命を延ばす。HEAT20 G2で正解!!

暑くて寒い家は、ぜったいイヤ!!
だから、建物の性能グレード(断熱性能)は下げたくありませんでした。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/105064

さて、ご存じでしたか?
栃木県の冬季(12~3月)死亡リスクは全国1位。
反対に冬季死亡増加率が最も低いのは寒冷な北海道です。
とちぎの朝晩の冷え込みは、東北地方に匹敵する寒さ。

しかし、比較的温暖な地域になる栃木県では住宅の断熱については関心が低いようです。
栃木の冬は、朝晩は特に厳しいです。
新築の家は「家じゅうどこにいても寒くない暑くないこと」が私の絶対条件。

私の実家や夫の実家は寒くて暑い家です。
両親の家がこんなに寒くて本当にかわいそうだな、と思います。
健康的に過ごすには、寒暖差のないあたたかい家が必要です。

「断熱性能が高い」とは、高性能な断熱材を適確に施工していることです。
どんなに高性能な断熱材を使用しても、施工性が悪くては元も子もなくなります。
施工者の正しい知識・正しい施工・丁寧な施工が重要なカギとなるでしょう。

高性能省エネの家になれば建物価格もアップします。
予算が追い付かない場合は、費用を削るためグレードを下げるしかない、と考える方も出てくるでしょう。

しかし、より良い家づくりを目指している工務店、建築士さんなら
「じゃあ、○○さん価格をおさえるために、住宅の性能をもっと下げましょう!」
とは言わないはずです。

そもそも、知識とこだわりを持って1棟1棟ていねいに建てている会社は
性能の悪い家は絶対に建てたくないので、そんな提案もしてこないでしょう。

住宅ローンを組んで新築する方がほとんどです。予算は限られています。
だからと言って、削るところをまがえて後悔しないようにしましょう。
新築時に性能をあげるより、あとで性能向上リフォームを行うほうが費用も大きくなります。
参考ブログ→省エネの住まい

決断⑤壁は設けずオープンな間取りに。将来は扉つけるかも⁉

ひとりで落ち着ける場所も欲しい、だけど開放感がなくなるのはもっとイヤ。
将来は、つけるかもしれないけど「いまは間仕切壁をつくらない。」
という考え方です。

我が家の仕切りは、開閉できる木製ブラインドです。
寝るときは、ブラインドを下げて休みますが
日中は開けたまま、大開放のリビングにしています。

ただし、ブラインドやカーテンは家のイメージをかなり左右します。
外観はステキなのに家の中は、なんだか野暮ったい・・・
せっかくこだわった家なのに残念なことにならないように
ブラインド選び、カーテン選びには十分に気をつけましょう。

さて
「いまは間仕切壁をつくらない。」
とは言いましたが
完全な個室でなくても「個室のように、くつろげる空間は必要」です。
たまには、一人でこもりたいときってありますよね?

それぞれの個室はないけれど、こもっていられる小さな空間
または、壁はなくても視界に入らない区切られた空間は、必要です。

しかし、平屋で家族それぞれの個室をつくると、どんどん大きな家になってしまいます。
坪数が大きくなれば、費用もアップします。
予算は限られていますし、大すぎる家では掃除やメンテナンスなどの管理もたいへんです。

 

おすすめなのは
「みんなの顔が見える広々リビングにもなるし、ひとりでくつろげる空間にもできる。」
そんな臨機応変に変えられる間取りです。

壁に囲まれたドア付きの完全個室でなくても、落ち着ける空間はつくれます。
図書館って周りに人がいるのになんだか落ち着きませんか?
本棚で仕切られている、机やソファーの配置なども関係しています。

間取りプランや空間の使い方などは、設計者のセンスが求められるところです。
注文住宅だから叶う、家づくりの楽しみを味わえるところでもあります。
私の場合、ひとりで落ち着きたいときは
小上がりのワークスペースの端っこで、ひっそりと本を読んでいます。
気配を感じてもらえないので、「え?いたの?」と夫に驚かれることもしばしば。

「戸やドアがないと落ち着かない!」
「自分の部屋が欲しい」という方は

広さは必要ないと思うので、建具(戸)がついた小さな部屋をつくったほうがいいです。
わが家は、4.5畳の和室が唯一の個室で、夫の専用部屋となっています。

参考の平屋事例はこちら

まとめ

40歳を超えると、年老いたときの自分を想像せざるを得ません。
かと言って、後期高齢者となるまであともう少し時間があるし
まだ子育て中でもあるし。
今しかない子供との生活も存分に楽しみたいと思っています。

家族の年齢により、生活スタイルは変わります。
住まいづくりは、リフォームありきで、考えるとよいです。

例えば、将来はここに扉をつけるかもしれないけど、いまは間仕切壁をつくらない!
という、無いものを後から加える方法のほうがコスト的にも抑えられます。
また、間仕切壁が少ないほうが圧倒的に開放的な間取りになります。

ということで、やっぱり「平屋」という結論に。
足が不自由になってきも、家事は最短ルートで
体に負担がない動線で計画されているので安心です。

 

平屋を検討中の方は
こちらのモデルハウスも参考になるので足を運んでみてください。

「納得できる家づくり」にするためのヒントがあるかもしれません。

ご相談は、こちらへ。

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