家づくりのきっかけ&タイミング 栃木で二世帯同居・四世代同居の体験談あり | 栃木の新築平屋・注文住宅は建道
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家づくりのきっかけ&タイミング 栃木で二世帯同居・四世代同居の体験談あり

建道株式会社 ハウスアドバイザーの宮田です。

主に新築やリフォームなどを検討されるお客様とのお話合いに参加させていただいたり
イベント会場で説明を担当させていただいたりしております。

イベントやお打ち合わせでは、お家づくりをご検討されているお客様とお会いします。
希望で眼をキラキラと輝かせるみなさまと、お話しさせていただくことを、毎回とても楽しみにしております。

 

弊社のブログをお読みいただいているみなさまは、お家づくりを検討されている方や
新築かリフォームか迷っている方が多いのではないでしょうか。

そこで、家づくりのきっかけやタイミングについてご紹介します。

 

◆家づくりのきっかけBEST3

同居に限らず、そろそろ自分たちの家が欲しいと思い始める【きっかけ】が、家づくりにはあります。

1.お子様の成長 「入園・入学までに引っ越したい」

家づくりのきっかけでもっとも多いものが、子どもの入園や入学のタイミングです。

家づくりによっては、引っ越しと同時に転園や転校が必要になるケースもあります。
せっかく園や学校に子ども達が慣れて、お友だちも増えはじめママ友もできたところで転園・転校となると
子どもにとっても親にとっても負担が大きくなると考えるママたちは少なくありません。

 

2.結婚・妊娠 「結婚や第一子妊娠を機に、家づくりを始めよう」

近年では、女性が結婚・出産しても働き続けることが定着しつつあります。
結婚をきっかけに、もしくは第一子の妊娠を機に「家づくり」を始めたる方も増えてきています。

 

3.出産・育児 「狭いアパートより、一軒家で快適に子育てをしたい」

子どもが生まれると泣き声や夜泣き
少し大きくなってくるとドタバタ音や盛り上がりすぎの大声などが気になるものです。

また、子どもが増えると荷物がどんどん増えていき、収納スペースも足りなくなります。

プライベート空間もあって
もっと広い家でのびのびと子育てをしたい
ゆったり子どもと接したいと考えるようになってきます。

パパやママは、たとえ家事と育児が待っていても
ホッとできるお家に帰れば、心にゆとりがうまれるのではないでしょうか。

 

 

◆家づくりのタイミング BEST4

次に、家づくりを実際に行動に移すタイミングをご紹介します。

結婚や妊娠・出産、子どもの成長とともにふくらんでゆく【家づくりの夢】。

現実にするためには、本格的に土地の取得に向けて探し、ハウスメーカーや工務店選びを始めなければなりません。

実行に移すべきタイミングを挙げてみます。

 

1.完済年齢 「30歳代という年齢」

統計では、初めて家を取得した年齢は、30歳代が最も多く
なかでも、注文住宅を購入する人の割合は
30歳代が48.1%、40歳代が26.6%、30歳未満10.5%…という結果が出ています。
▶出典:「平成29年度 住宅市場動向調査報告書」(国土交通省)

30歳代の理由

住宅ローンは完済年齢が決まっているからです。

35年ローン完済から逆算して、さらに少し余裕を持たせても30歳代で住宅ローンを組みたいと考える方が多いのです。
(完済年齢は金融機関によって異なります)

40歳代で住宅ローンを借り入れすると
返済期間を短く設定されてしまう場合があり、月々の返済額が高くなります。

どうしてもマイホーム購入が遅くなるという場合
頭金を入れることで月々の返済額を抑えるという方法もあります。

金融機関のHPでも返済試算ができますが、弊社でも生涯シミュレーションをしております。

【建道】では、お客様よりお話いただいた家族年収・家族構成から、生活費を算出します。
そのうえで、住宅ローン控除対象の認定住宅に住んだ場合の
リアルな生涯コストシミュレーションを作成し、ご覧いただいております。

・家族構成からみる実際の生活費を算出してシミュレーション

・家の性能を上げることで得られる快適性とランニングコストについて詳しい説明

・建築士による生涯コストシミュレーション(資金計画)を最初からお客様に提示

弊社では、ローンを組んで返済していきつつ成長する子どもや年齢を重ねていく両親との暮らしをリアルに計算するなど
事前にお客様と情報共有しております。

資金の問題は、安心して家づくりを進めるための第一歩と考えているからです。 

 

 

2.将来の親の健康・介護 親世代と自分たち世代の年齢をシミュレーション

結婚当初は、まだまだ若くて健康な両家の両親たちも
いずれは体調を崩したり、介護を必要としたりする事態が訪れるかもしれません。
お互いの安心のために、新築の家は親の近くにと考えている方は多くおられます。

二世帯住宅に建て替えたり、お互いのプライベートが保ちやすい敷地内同居を選んだり
さまざまな方法を考えて何かあった時に備えることも安心です。

結婚しても夫婦でフルタイム働き続けたい!
でも子どもも欲しい!
という場合、育児を親世帯に助けてもらうこともあるでしょう。
そういった場合も、親が高齢になって弱ってしまってからでは小さな子どもの面倒を見ることが難しくなります。
子どもが小さなころは親世帯にサポートしてもらい、子どもが巣立った後は親世帯をサポートする。
互助関係が築けると良いですね。

 

3.控除・給付金・補助金制度の利用 お得な制度はできるだけ活用

2019年9月までは 消費税増税前に建てたいという「駆け込み需要」が見受けられました。

増税後は 消費税引き上げに伴う住宅に関する経過措置として

住宅ローン減税制度の控除期間が10年間から13年間に3年間延長されます。

  住宅ローン減税制度 http://sumai-kyufu.jp/outline/ju_loan/

住宅ローン減税とあわせて消費税率引き上げによる負担を軽減するために、現金が給付される「すまい給付金」もあります。
(実施期間がありますので要確認)

すまい給付金 http://sumai-kyufu.jp/

ほかにも様々な制度があります。このような制度をお得に使える期間に「家づくり」を進めるのも大きなタイミングとなっています。

建築会社には、こうした制度を熟知しているスタッフもおります。ぜひご相談くださいませ。

住宅ローン減税2020年度版が簡単にわかる!知っておきたい5つのポイント

 

二世帯住宅・完全同居の経験 ―弊社 宮田のケース―

家づくりをお考えのみなさまの中には、敷地内同居や二世帯住宅などをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実はわたくし宮田も、家づくりの経験があります。
2人の子どもの母(当時)として、働く妻として、義父母と義祖母の嫁としての立場で、家づくりに参加しました。

その時の経験を、お話させていただこうと思います。

 

◆我が家は完全同居

我が家は夫と、3歳ずつ年の離れた子ども3人、義父母・義祖母の8人家族です。
現在は、専業農家の夫の実家の、大きな母屋を一部リノベーションして8人で暮らす二世帯四世代同居です。

 

◆完全同居までの道のり

我が家が完全同居となるまでの道のりを、家づくりの一例としてご紹介します。

 

・同居を前提に結婚

新婚当初はお互いの実家の中間あたりにあるアパートで、二人暮らしをしていました。

でもいずれは夫の実家の敷地に家を建てることを予定していて
義父母からは「子どもが生まれたら、こちらにある幼稚園に入れてね」と言われていました。

 

・東日本大震災

第一子が1歳のころに、東日本大震災が起きました。

アパートは停電と断水がしばらく続いたのもあって夫の実家に避難しました。

アパートのライフラインは数日で復旧しましたが
夫の職場が震災被害でしばらく休業を余儀なくされたため
農繁期でもあり休業期間中夫の実家の農家を手伝うことになりました。

にぎやかな同居生活は1ヶ月半ほど続き
その中で「夫の実家での同居」というイメージが初めて具体性を帯びてきたように思います。

でも、その時期は「同敷地内に新築を建てて、敷地内同居」を考えており、完全同居は全く想定していませんでした。

 

・第二子妊娠と第一子の成長

第二子を妊娠し、第一子の幼稚園入園も近づいてきて、家を新築すべく準備をスタートしました。

住宅展示場見学を始めて、素敵な家をたくさんこの目で見たことで
「夢の我が家」のイメージがどんどんふくらんでいきます。

夫も素人ながら間取りを考えて書いてみるなど、夢にあふれた楽しい時期でした。

 

・土地の準備をスタート

家を建てるためには、展示場見学を始めると、土地の準備も始まりました。
夫の実家は農家ですので、母屋の横にならぶ新築の家の建築予定地も、農地として登記されていました。

農地には、住宅を建てることができません。
宅地ではない、農地などに家を建てたいケースでは、法的・条例上の手続きを行わなければなりません。
宅地として登記をしてはじめて家を建てることができますが、登記するには接道などさまざまな制限もあります。

さらに日当たりや傾斜、広さなど希望する坪数の家が建てられるかどうかは、建築会社のプロと相談することが必要となります。

我が家の農地は、すでに20年以上使用されていない土地でしたので
「非農地」への手続きを比較的簡単にできました。

 

・義祖父が亡くなり第二子誕生

土地の手続きを行っているうちに、夫の義祖父が亡くなりました。

その後、第二子出産。
家族構成や家族の心境が大きく変化する事情が重なり
数十年後残されていく広い土地と数棟ある建物の末も心配になってきました。

いろいろと話し合って、産前まで新築を進めていましたが
母屋をリノベーションして同居することになりました。

 

・タイムリミットと、信頼できる工務店との出会い

妊娠しているのもあって、遠くの展示場見学をやめ、近くの工務店をじっくり回るようになっていました。

幸運にも信頼できる工務店と、安心して何でも相談できる営業の方に出会うことができました。

営業さんと家族で相談する時間はとても心地よく
「家族構成」「生活の様子」「生活のしづらさ」「家族の希望」などを、たくさん話し合いました。

わたくしたち家族の将来と、住みやすい家について
プロの視点から、また二世代同居の先輩として
家族と同じ視点で一緒になって考えてくれる営業さんです。

「とにかく家を売るぞ!」というスタンスの営業さんだったら
夫もわたくしも心を開くことができなかったでしょう。

家族の希望をじっくり聞き、現状を冷静に判断してくださる営業さんと出会えたことで
これまでの路線とは全く異なる「新しい道」を探り出すことができたのです。

新築の家を建てるのではなく、母屋の一部をリノベーションすることで
入園に前に完全同居をスタートしました。

これが、わたくしたち家族が夫の実家に同居することになるまでの道のりです。

家を建てよう!と思い立っても、家族が増えたり亡くなったり、節目の年が重なるなどして
思った通りに進められなくなってしまうこともあります。

何でも聞ける、ちゃんと答えてくれる、夢が広がる、希望が叶うと思える相性の良い工務店と出会うことは
家を建てるにあたりとても大切なことです。

【建道】にも、経験豊富な建築士、アットホームなスタッフがそろっております。

みなさまの「夢」をお伺いできることを、楽しみにお待ちしております。 → 会社案内/スタッフ紹介

 

◆経験から得たこと

・我が家はアパートでの二人暮らしからスタートし、子どもが生まれ、家族構成が変わってく中で、本格的な「家づくり」に入りました。

・アパートでの生活における不満や不便さ、子育ての不自由さなどの経験は、生活動線や家事動線を考えるうえで非常に役立ちました。

夫の実家での同居に不安を感じる女性は少なくないと思います

私も祖父母同居の自営業の家庭で育ったので、ある程度は「同居」について理解していました。

でも実際に夫の実家で同居する話になると
自分の実家から心が離れるのではないかと不安になったり
ゆっくりプライベートを過ごしたり、自由に休めない気がして
正直なところ複雑な心境でした。

同居していると
入りたいタイミングでお風呂に入れなかったり
ご飯の時間が世代によって違う時もあったり
ちょっと横になりたくても休んだ気がしないなど…
「わたしの家」と思えないことも時折あります。

でも、家を建てる計画中に
子どものことや将来のこと、親の先行き、土地や建物をどうするかなど
自分を含めた「家族のこと」として同居についていろいろなことを考えました。

結婚し、妻となり、嫁となり、親とになっていたのだと今では思えます。
大人になってから嫁として同居をスタートしたわたくし自身は、生活の中で多少我慢することもあります。

それでも広々とした農家の土地を自由に駆け回り、たくさんの世代からの愛をさんさんと浴びて
たくましく、優しく明るく育ってゆく我が子たちののびのびとした姿を眺めていると
良いカタチに落ち着けたのかなと思えてきます。

家づくりを考えていた当時は
小さくておしゃまな長子、お腹にいた第二子、大家族の中で生まれてきた第三子も
それぞれ大きく成長しました。

元気に毎日農作業に追われほとんど家の中にいなかった義父母も年齢を重ね部屋でゆっくり過ごす日も増えてきました。

同居して数年が経ち、家族の生活スタイルも変化しています

新居を夢見ていた頃に思い描いていた理想のカタチと、今必要と感じる間取りとは、少し違います。

ひとりに1つ個室を!と考えていた子ども部屋も
机と収納というマイスペースがあれば、あとはみんなで一緒に過ごすカタチが我が家には合っていました。
それぞれ個室を欲しがるのはほんの数年で我が家には子供部屋3部屋は必要ないように思っています

子どもの成長や義父母の老い、わたくしたち夫婦のライフスタイルの変化など
人生では必要となるものがアスペクトごとに違ってきます。

将来的に融通が利く家であること、その点は同居・核家族関係なく大切だと考えるようになりました。

 

結果的に母屋をリノベーションして入ったわたくしたち家族ですが
将来的にはもう一度リノベーション、もしくは建て直してみたいと考えています。

家族の変化とともに、家も変化してゆけたら、ともに成長できるのではないでしょうか。

 

悩まれているみなさまににわたくしたち家族の軌跡を知っていただき
一歩前進するきっかけになることができたら幸いです。

 

◆まとめ

家づくりを進めるきっかけやタイミング、わたくし自身の体験談などをご紹介してきました。

家づくりは、家族の数だけスタイルがあります。

同居や二世帯住宅、敷地内同居だけでなく、核家族のための家、単身赴任の方が建てる家、自営業をされている方の店舗兼住宅など
家のタイプもさまざまです。
また通勤時刻の早い遅い、通勤時間の長い短い、子どもがいる家庭、親きょうだいが同居する家庭など
ライフスタイルや人数、構成も異なります。

家族のスタイルによって、きっかけやタイミングも異なります。

 

子どもの入園に間に合わなくても、子ども達の順応性はとても高いので大丈夫です。
入学時にきっとすぐに新しいお友だちと遊べるようになりますよ。

そのほかにも、自分たちの希望通りに進まないイレギュラーなことが起きても
そんなに気にする必要はないとわたくし自身は考えています。

 

家族で話し合ううちに「やっぱり自分たちの家が欲しい」と強く感じた時が一番のタイミングだと思います。
そのときは、ためらうことなく、思い切って工務店を訪れたり、モデルハウス見学会に参加してみたりしてみましょう。

 

家づくりは、一生ものです。

後悔しないために、まとめておきたいことを挙げてみます。

・今の住まいで感じている不自由さや不便さを整理し、自分たちに合った動線を考えてみる

・夫妻・子ども・両親の年齢を考えライフプランを立てる

・どうしても譲れないことを、家族で出し合ってみる

・子どもの進学や親の介護にかかるお金も含めて、資金計画を立てる

・給付金・補助金などを調べ、いつまで利用できるかチェックしておく

 

いざスタートしても、なかなか土地が見つからなかったり、見学や相談会に行き過ぎて訳が分からなくなってしまった
という方もおられます。

家づくりに疲れてしまったときは、最初に家族で立てた「夢の我が家プラン」に立ち戻ってみることをお勧めします。

何度もモヤモヤし、何度も整理するうちに、目的や目標が定まってきて
信頼できる工務店やピッタリの土地に出会えたりすることもあります。

たくさん悩み、話し合うことが大切なのだと思います。

 

家族と「帰りたくなる、ゆとりある家」を作ってゆくきっかけやタイミングを
コミュニケーションの中から見つけていきましょう。

 

弊社はスタッフ一同、同居経験者。男性側のお気持ちも、女性側のお気持ちも分かります。

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