ひそかに増えている二世帯住宅!栃木で平屋を建てるなら建道へ!! | 栃木の新築平屋・注文住宅は建道
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ひそかに増えている二世帯住宅!栃木で平屋を建てるなら建道へ!!

こんにちは!ハウスアドバイザー宮田です。

今年はあっという間の夏休み!という方も多かったのではないでしょうか?

お盆やお彼岸は感染症対策で
「密になるのを避け」大勢で会わないように気を付けたり
「うつさない」「うつらない」為に外出を控える方も多かったようです。
例年なら里帰りや、親戚の方が集まって近況の話をするなど
家・家族について改めて感じる時期でもあります。

今回は
今、ひそかに増えている二世帯住宅について考えていきたいと思います。

「二世帯同居なんてとんでもない!!」という声もある一方で
「実は同居も候補にあって気になる」方も多いようです。

宮田家も二世帯四世代同居をしております。

地域柄もありますが私の周囲でも敷地内同居が多く
その他にもお婿さんを迎えての完全同居や
いわゆるマスオさん同居も多いです。

もちろん!土地の広い栃木では二世帯住宅の平屋で
マイホームの夢を叶えている方もいらっしゃいます。

二世帯住宅も様々な家族構成や種類があります。
みなさんはどのようなタイプが気になりますか??

「二世帯住宅が気になる!」と増えつつある理由やみんなが気になる
「不安やメリット・デメリット」についても考えてみたいと思います。

二世帯住宅には種類が3つ

1.完全共有型(完全同居型)

寝室などのプライベート空間は保ちつつも、玄関からLDK・水廻りなど住まいの多くの部分を共有するタイプ。
家事・育児を分担し、家族のふれあいやコミュニケーションが多くとれます。

2.部分共有型(一部共有型)

玄関は共有、各階層世帯を分ける。もしくは玄関とお風呂など部分的に共有するタイプ。
最近は各世帯が共有して使えるスペースを設けるケースも増えています。
お互いの生活リズムを尊重しつつ、行き来は簡単にでき
同居ならではの便利さと安心感があってプライベートと世帯間の交流をバランスよく取れます。

3.完全分離型(隣居型)

玄関からLDK・水廻りなどの生活スペース全てを独立。庭のみを共有するタイプ。
階層や、2階建て(子世帯)・平屋(親世帯)と棟を分けて
各世帯のプライバシーを確保しつつ、ふれあいも大切にできます。

このように、二世帯住宅・同居と言っても大きく分けて3種類あります。

二世帯住宅が増えつつあるのはどうして??

二世帯住宅は親世帯と子育ての協力や分担をしやすい

最近では年齢に関係なく就業率が上がるのに伴って、共働きも増え、保育利用率も上がっています。
しかし、お子様の年齢が小さければ小さいほど預けられる施設が不足しています。
夫婦で家事や育児を分担したいと思っても、実際のところママの負担が大きくなるのが一般的です。
一時預かりを利用できる。また、ようやく入園・入学しても
急にお子様の体調が悪くなったり、お迎えの時間までに仕事が終わらない時などもあります。

こうしたときに注目されるのが親世帯のサポートです。
協力や分担、急な対応などをしてもらって子育てができます。
このようなサポートもあれば子世帯のママも安心して働くことができます。

我が家でも
子供たちがお友だちのお家に遊びに行く、習い事など、それぞれの送迎が重なった時
親世帯に協力してもらえて助かっています。

栃木に越してきて、急な雷雨が多いのに驚きました!
私が外出時に急な雨でも洗濯物を取り込んでくれることもあります。

家事も育児もできるだけ自分でこなしたい方も多いと思いますが
近くにいるからこそ
共働きができることや
用事が重なる時、時間に出先から帰れない時など
サポートしてもらえるのは心強いです。

我が家が核家族だったら
三人の子供たちにはそれぞれ我慢をさせることももっと多かったかと思います。

長女が習い事などで忙しくても
自然といっぱい触れ合って好奇心旺盛にのびのび元気いっぱいな下の子たちでいられるのは
「家族が協力しあって子育てができる」環境があっての成長かと思っています。

親世帯の老後・介護など将来の心配

自立し、結婚し、だんだんと両親との時間も距離も離れている方も少なくはないでしょう。
離れている家族もたまに会うと元気な様子を見せてくれます。孫に会えると元気も倍増!
お互い顔を見て一安心ですが、普段の様子までは見られないものです。

日本は高齢化社会であり、長寿社会としても進行しています。
思いがけない転倒やケガ・体調不良など、いずれやってくる問題として親世帯の老後が心配されています。

急に介護サービスが必要になった時や介護度を上げて入所などを希望するようになっても
何カ月先か何年か先待ちとすぐにサービスを受けられないことも多く
家族の介助が何かしら必要な場合もあります。

我が家には
デイサービス・ショートステイでお世話になっている90代後半の義祖母がおります。
通い始めたころはまだまだ一人で何でもできてしっかりしておりました。
通所開始から5年経ち、足腰もだいぶ弱り、食事の量も減り、ショートステイも増えてきました。
休みの日は部屋で静かに寝ている日も増えましたが
嫁いだ娘たちが来てくれると、しっかりと歩けていつも以上に話をします。
声掛けやふれあいは、嬉しくなりイキイキします!元気に長生きする秘訣はコレだと感じます。
「大したものだね~!」なんて言われたらますますですよ(笑)
でも、急に転ぶことも多くなりました。
大きな音がしたようでも、丈夫な身体でこれまで骨折はしないのですが…心はしょげてしまいます。
こんな時も家族が近くにいれば駆け寄ることができます。

子育てだけではなく介護も助け合っている毎日です。

団塊の世代の高齢化

高度成長期前は「大家族」が一般的でしたが
以降、1980年代前後からサラリーマン世帯の「核家族」が
大量に戸建て住宅を建て人口が都市部に流出しました。

それに伴い、土地が高く購入が難しかったのもあり二世帯住宅も次第に増え、住宅も多様化してきました。

しかし、1990年以降の景気後退から徐々に二世帯住宅の新築も減ってきました。

団塊の世代=親世帯の住宅は
現在築40年程度の住宅も多く、建て替え時期を迎えている戸建て住宅も少なくありません。
さらに、人口の減少や雇用の都市集中により、地方だけではなく都市部も含め「空き家問題」も出ています。
空きの家数は846万戸と、平成元年に比べ25年間で約1・9倍も増加しています。(総務省「H30住宅土地統計調査」)
実は「空き家」はそのまま放置してもかなりの維持費がかかります。
草刈り、立木の管理、老朽化の補修など周囲に迷惑をかからないようにしなければなりません。
余談ですが
2025年頃には団塊の世代が全て高齢者となり、様々な問題が急増する(2025年問題)とも言われています。

相続問題にもなる土地や建物の将来を心配して
なかなか正面からは話しにくい問題ですが、同居を検討されている方が増えているようです。

我が家も広い農地と古くなっていく数棟ある建物・・・他人ごとではない問題です(;^_^A

二世帯住宅のメリットは??

さて、二世帯住宅を検討するなかで、一番の問題は
実際にどんな暮らしになる??と心配がたくさんでききますよね。

私も嫁として素通りできる問題ではありませんでした!

1.みんなの二世帯住宅に対する不安は?

①プライベートを確保できるか?
②お互い納得のいく家づくりができるか?(好み・デザインなど)
③生活のリズムが異なるので快適に暮らすには?
④光熱費・生活費の支払は??    などなど

家づくりからその後の生活まで心配です。
でもこれはどちらの世帯も心配していることで自然な疑問です。

2.二世帯住宅のタイプ別メリット

二世帯住宅の種類(タイプ)によってもメリットが少しずつ違います。

〇完全同居型タイプ

共有部分が多いため、土地代・建築費用を抑えることができます。

それぞれ現役のうちは家事や育児を分担し
将来一世帯になった時に急激な生活の変化もありません。

家族構成が変化してもリフォームや建て替えなどに対応しやすいです。

部分共有型タイプ

完全分離型に比べると建築費を抑えられます。

プライベートを確保しやすくなります。
ゆとりある生活をするのには、経済面と心のバランスも大事です!

完全分離型タイプ

プライベートがしっかり確保されます。
光熱費・生活費を世帯ごとに把握することができます。

どこまで共有できるか、どこの部分を分けておきたいかなど
自分たちの生活を振り返りながら書き出してみるのもいいでしょう。

3.二世帯住宅の金銭的なメリット

上記のメリットの他にも金銭的メリットがあります。

〇土地代
共同購入することで諸費用の支払いが半額の負担で済みます。

〇建築費用
2つ別々の建物を建てるよりも建築費用を抑えることができます。(建物タイプにもよる)
親子ペアローン・親子リレーローンなどもあり、返済方法の選択肢が多くなり
要件を満たす場合、子世帯・親世帯それぞれに住宅ローン控除が受けられるケースもあります。

〇税法
不動産取得税・固定資産税などが軽減されます。
いくつかの要件を満たすことで二戸分の軽減措置を受けられる場合があります。
相続税の節税対策として、小規模宅地等の特例・住宅取得資金贈与の非課税枠などの優遇税制を利用できることもあります。
2014年1月1日以降、二世帯住宅において完全分離型でも小規模宅地等の特例の適用ができるようになりました。

税の制度に関しては適用要件など複雑な場合があります。
必ず所轄の税務署や税理士などの専門家に相談することをお勧めします。

家づくりは一生でこれほど大きな買い物はないもの!
金銭的メリットもタイミングも大きな問題かと思います。

二世帯住宅の家づくりポイント

さて、いざ心を決めても、不安は多々あります。
お互いの生活は別々だから!と割り切りたいことも。
快適に暮らしていくためにポイントをご紹介いたします。

将来のビジョンを考える

幼くてかわいい盛りの子供達。でも日々成長していきます。
入園・入学後の生活は変化していきます。習い事を始める子もいます。
少しずつ親の手から離れて自立していきます。家族は成長を見守りサポートしていきます。
最初に役割分担やどのくらいできるかお互い把握するなど不安を解消しておくと
ストレスも少なく快適に生活ができます。

今は元気な親世帯。いつ寝たきりや介護が必要になるかわかりません。
生活しやすい動線、成長に合わせて変化もできる部屋づくり
バリアフリー造りでいずれは介護に対応できるようにしておくといいでしょう。

ライフスタイルを考え

二世帯にはそれぞれのライフスタイルがあります。

現役の親世帯と子世帯。リタイアの親世帯と働き盛りに小さいお子様のいる子世帯。
夜はゆっくり休みたい親世帯に賑やかな子世帯。などなど。

防音対策や、それぞれの水廻りを近くにまとめると騒音対策にもなります。
お互いの暮らしに配慮した間取りを考えるとよいでしょう。

支払いの割合を決めておく

親子でも金銭面で偏っているとトラブルのもとにもなります。
建築費・住宅ローンなど両世帯に負担が発生します。
例えば、建築費の負担割合は「登記」や「相続」を意識して決めます。
どれだけ、どのような割合にするかランニングコストを見据えて最初に話し合っておくとよいです。

また、光熱費を別々にすることができます。

世代や生活スタイルが違えば、価値観も人それぞれで気を遣ってしまうものです。
建築の際、事前にそれぞれの要望を相談することも大事です。

二世帯住宅に暮らしてわかるコト…?!

個人的な感想になりますが(;^_^A

「完全同居タイプでもキッチンと食事スペースは2つあるといい!」

実家も大家族でしたので、食事の抵抗はないと思っていたのですが
子どもたちが大きくなってくるにつれ
お昼にお友だちが来ている!夕飯の時間にしたくてももう少し宿題を進めたい!習い事に行く!など
支度が間に合わない、一緒にとれないこともあります。
他に部屋もあり、簡単なキッチンももう一つあるのですが・・・
先に食べていてくれたら。別のスペースでゆくっり食べてくれたら。と思うこともあります(笑)

みんなでわいわい食べられる。それぞれのペースで食べられる。
時と場合に合わせられる家づくりができたらママは嬉しいです。

「ゆっくり休めるスペースを確保する」

ママは何かと動きっぱなし!
ふと、気付いたら勝手に瞼が落ちている時も。

はぁ~ちょっと横になりたいなぁ!とたまに思いました。
子どもの隣で一緒にお昼寝を一瞬でもできた時はまだよかったのですが
お昼寝をしなくなった頃、休めないなぁと実感しました。
生活スペースから離れすぎずでもちょっとでも休めるプライベートスペースがあったらいいと思いました。

「入りたいときに入浴!」

酷暑が続くようになりましたね。そして冬の夜中は寒い。
学校から帰ってくると夏はそれぞれシャワーを浴び、また夜入ることも。
外仕事をしている親世帯も昼食前にシャワーを浴びるなどそれぞれ一日に何回も入ります。
疲れていてもなかなか入れないで待ちくたびれてしまいます。
朝、ほかの家族を気にしないで入れたらなぁ。
もう一つあったらなぁ。なんて最後に入る私は思ってしまうこともあります(笑)

ぜひ、皆様は様々な想定をしてみて家づくりを進めてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
時勢が見えてきましたね!人にはなかなか相談しつくせない悩みもあるでしょう。
二世帯住宅と言ってもタイプも様々。
生活していく家族や世帯も様々です。
一番は将来設計や想定をしてしっかりと話し合っていくことが必要になります。
とは言っても、子供の成長や環境の変化で、予期していなかったストレスも出てきますが(;^_^A
どんなことも完璧な予想はないですよね。

これを機に家族のカタチも見えてくるのではないでしょうか?

建道ではお客様のライフスタイルなどをお聞きしながらプランを進めていきます。
家づくりについてご遠慮なくご相談ください。

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