30代の注文住宅|ハウスメーカーと工務店の違いとは?会社選びの決め手とポイント | 栃木の新築平屋・注文住宅は建道
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30代の注文住宅|ハウスメーカーと工務店の違いとは?会社選びの決め手とポイント

「注文住宅で平屋を建てたいけれど、どんな会社に相談すればいいの?」
皆さんが悩んで迷うのが最初の会社選びです。
こんにちは。建道お客様サポートの鈴木雅江です。
今回のブログは、実際に弊社で建築されたお客様の行動をもとに会社選びについて書いてみました。

お施主様との出会いはモデルハウス見学会

先日の大田原市でおこなった平屋完成見学会では、皆さんにたいへん興味を持っていただきありがとうございました。
本当にかっこいい良い家です!!
見学会後、お施主様ご夫婦と現場でお話したのですが、お二人とも大変満足されたご様子だったので、うれしくなりました。
奥様が、これから住む新居を見ながら「わぁすごい。。」とつぶやいたのを聞いて、思わずジ~ン。。としてしまい涙が出そうでした。
壬生町の平屋モデルハウス見学会ではじめて出会い、遠方から弊社まで何度も打ち合わせに来ていただいた頃がなつかしいです。
ご新築おめでとうございます!
完成後も引き続き、長いお付き合いよろしくお願いいたします!!

さてさて、今回のブログですが家を建ててくれる「会社選び」についてです。
30代になると、自分の新居をかまえることに関心が出てくる年齢ではないでしょうか。弊社の見学会にいらっしゃるお客様も30歳~35歳が多いですね。

一番むずかしいのが会社選び

出会いは一番重要なのかもしれません。

「自分が共感できる会社と出会えるか?」

が家づくり成功への重要なポイントとなるでしょう。
見学会に来られたお客様は、本当に初めての方、10社以上見て回っている方もいらっしゃいます。
「どんなきっかけで建道をしったのですか?」
実際に弊社で建てたお客様との出会いは、当社のモデルハウスです。
雑誌やホームページなどを見て、第一印象でいいな!と思ったからだそうです。
直感でピンとくる、シンプルな感情は会社選びにおいても大切なのではないでしょうか。

家は、営業されたからつい買っちゃった!というわけにはいきません。たくさんある会社の中で、どの会社を選べばいいのかわからないし、不安だし、悩ますよね。
今は、YouTubeで勉強する方も増えています。
情報はそこら中からたくさん入ってきてしまうので、自分のモノサシをしっかり持っていないと振り回されてしまいます。あらゆる情報を詰め込みすぎて、頭でっかちにならないように気を付けましょう。

人によって会社選びの進め方考え方はさまざまですが、
ここでは一例として
どんな流れで会社選びをすればいいのかをご案内します。

まずは自分がいいな!と思う家の相場を知る

かっこよくて高性能な家に住みたいけど、いくらで建てられるのだろう?
車で通りがかった家をみて
「あんなふうな家がいいな。」
「あの家の庭いいね!」
などなど、夢が膨らんでくる一方で、気になるのはやっぱり家の価格ではないでしょうか。

自分の年収で理想の家が建てられるのか!?

総合住宅展示場などへ行ったことがある方は、営業さんに年収職業予算などを質問された経験があるのではないでしょうか。
年収と自己資金から、おおまかに建築可能な予算がイメージできますが、このへんの考え方もやはり自分なりの基準を持ってないと間違った思い込みやあらゆる情報に振り回されてしまいます。

詳しいことは、弊社の相談会でもお話しています。

家にも高い、安いという印象がありますが、内容を確認して「なるほど!」と納得できることが大切ですね。
ハウスメーカーや工務店それぞれ、社長の考えのもとに自社の標準となる建物の適正価格が決められています。
(ちなみに弊社では、自社の標準仕様があります。)
性能や仕様、デザイン、建物の大きさによっても金額は変わりますが、高性能な注文住宅をつくっている工務店とローコストの住宅メーカーとでは、価格も違いますし、あなたが「住まいに求めていること」もちがってくるでしょう。

家族でどんな暮らしをしたい?
自分がホッとできる家ってどんな住まい?
家にいちばん何を求めている?重視する点は?

このへんをまったく持っていない状態だと、自分が住みたいと思っている家はいくらするのか?
実現させるにはいくら必要なのか?という予算の見当すらつきません。
ご夫婦で家づくりの「核」「軸」となるものをつかみ、価値観を共有しましょう。

目標を決めずに進んでしまうと・・・
「気に入ったメーカーだったので、促されて何度か打ち合わせしたが結局総予算が合わなかった。疲れてしまったので、しばらく新築計画は休止しすることにした。」
「担当者が積極的だったので、なんとなく進んでしまったが、やっぱり自分達が思っていた家とは違ったので、キャンセルすることにした。」
・・・という事態がないようにしたいものです。

うまく進まなかった場合・・・
精神的なダメージはもちろん、打ち合わせ等に費やした休日の貴重な時間も無駄になってしまいます。
弊社は自社で、設計施工をおこなっていますので、もちろんプランもご提案しますが、最初の段階で資金計画を行うこともおすすめしています。

さて、もとに戻りますが
あなたにとって「家づくりにおいて重視すること」は何でしょうか?

・土地(立地条件)?
・家の価格(安く建てたい)?
・住宅の性能(冬あったかくて夏涼しい家)?
・間取り(自分にあった家事動線)?
・ブランド力(知名度)?
・生活スタイル(好きなことをできる暮らし方)?

何を重視するかで、どこに一番お金をかけたほうがいいか明確になる

建築会社にも下記のようにさまざまな特徴があります。
自分にあった建築スタイルの会社にぜひ相談してみましょう。

■建売分譲住宅
「土地の希望条件
は、絶対にゆずれない
家よりも立地のほうが優先!という方は、土地付きで販売している建売分譲住宅も候補に入れてもいいかもしれません。利便性の高い場所にある分譲地もありますので、条件に当てはまれば土地建物が同時に手に入ります。
→土地探しブログはこちら

■ローコスト系規格住宅
価格は抑え目で、見た目もいい感じの家にしたい」
とお考えの方は、ローコスト系の規格住宅も検討するのではないでしょうか。
現在では、おしゃれでスタイリッシュな規格商品が何百通りもあります。
既に決められたプランの家、規格化された住宅(商品)ということで、注文住宅より価格も抑えられています。間取り、収納の数や仕様の変更なども含め、できることできないことも出てくるので、担当者に確認しましょう。

■大手ハウスメーカー
「やっぱり知っている有名な会社のほうが安心できる。」
このようなお考えの方は、大手ハウスメーカーを検討してみましょう。
ネームバリュー、宣伝力、会社規模では、小さな工務店ではかないません。大手ハウスメーカーならではの企画力・商品力があり、魅力的な住宅商品(ラインナップ)が豊富です。
その他、担当の営業さんが良かったから、という理由で契約を決める方も少なくありません。

■工務店で建てる注文住宅
「自分たちに合った暮らし
がしたいな
「ホンモノの木の床で自然素材の壁にしたいな」
という理想のある方は、自分と家族の希望を取り入れた注文住宅で建てている工務店や建築会社で検討してみてはいかがでしょうか。
設計と施工はそれぞれ別の会社、設計から施工まで一貫して請け負う会社もあります。
(ちなみに弊社は後者になります)

スタートの段階で、ある程度の方向性を決めて進んでいくと・・・
価格重視で進む場合なら、検討するのは建売分譲会社やローコスト系規格住宅メーカーに絞られるのではないでしょうか。
方向が決まれば、わざわざ貴重な休日を使って、大手ハウスメーカーや注文住宅専門の工務店に出向く必要もなくなりますね。
しかし、やっぱり自分たちに合った生活ができる家にしたい!と思ったら、すぐに方向転換しましょう。

スタート地点で軸をしっかりと持っていると家づくりにおいて、有効的な時間の使い方ができます。
→関連ブログはこちら

「とりあえず行ってみようか♪」という軽い流れでやみくもに動いてしまうと、様々な情報に揺れ動いてしまい、自分は何を求めているのか混乱してしまうこともあります。

夢をアレコレ並べるより、現状で何が不満なのかを明確にする

「どんな家を建てたいですか?」と聞かれ、即答できる人はまず、いないではないでしょうか。
ちょっと遡って思いだしてみてください。
あなたが「家を建てたいな、自分の家欲しいな!」と思いはじめたときは、何かきっかけがあったはずです。

例えば・・・

A:妹夫婦が自宅を新築した(家を見ていいな~と思った)
B:アパートの収納が少ない(ベビーカーやゴルフバッグが置けない)
C:キッチンの作業スペースがない(調理しづらい、料理が面倒)
D:アパートのベランダが狭い(布団や洗濯物が干せない)
E:夏は暑いし冬は底冷えする(体調が心配)
F:そろそろ実家にもどろうかな(子供も小さいし、親も歳だし)

上記でいずれか思ったことありませんか。
現状で不満があり今よりもっと良くしたい!という理想や夢が沸き上がって、家づくりをスタートきっかけとなった方が少なくありません。

さらに、アパートの更新時期や減税制度の適用期間、お子さんの入学入園など、期日や期限を意識したとき、具体的に動き始めます。いつでもかまわない、ではなく期日を決めることは、覚悟を決める上でも重要です。

家を建てるなんて考えもしなかったのに、ふとしたきっかけで建築計画がはじまる方も少なくありません。
早めに、ご夫婦で情報を共有しておくと動きやすいですね。

夫婦で重視する点、優先順位を決める

家族で情報や価値観を共有していきましょう。

「家づくりでいちばん重視することは何?」

それを決めることで、会社選び、家にかける予算、家づくりの方向性が固まってきます。家づくりの方向性(軸)を固めないで進んでしまうと、納得のいかない結果になってしまう可能性もあります。

まずは、家づくりの「軸」となる理想や希望、方針などをご夫婦で話し合ってみてください。
最初からこと細かに決める必要はありません。
これだけは叶えたい!というブレない点を大筋でもいいので固めましょう。
ふと思ったこと、会話の途中で出た何気ない言葉家づくりの重要なキーワードにつながることだってあります。
弊社代表の鈴木ですが、お客様のちょっとした会話や言葉、想いを逃さずプランに反映していきます。
また、できること・できないこと・やらないこと等は正直にお伝えしています。

「方向性・軸」を固める、そして「決断」する

自分の求める理想の暮らし、建てたい家は少しずつ明確になっていきます。
方向性がきまってきたらまずは、自分の出せる金額を把握することからスタートしてみましょう。
どんなに欲しい家、夢があっても資金が用意できないと建てられません。

土地がない場合、土地代 + 建物費用 + 諸費用がかかります。

土地代は、資金計画で大きなウエイトを占めます。住みたいエリアの土地相場がいくらなのか調べてみましょう。土地の坪単価が高いエリアに住みたいなら、もちろん建物費用とのバランスも検討しなければなりません。

気に入った土地が見つかったからといって、希望の家が建てられるとは限りません。
土地に費用
をかければ、その分、建物で妥協しなければならない点も多くなるでしょう。

逆に、建物は妥協したくない!とお考えの方は、まず気になる会社、検討してみたい会社を数社に絞って実際に相談に行ったり、建物を見に行ったりしてみましょう。


「どんなふうに行動したらいいの?」

参考までに、下記に例として挙げてみました。
一例ですので、ご自分に合った流れで行動をしてみてください。

①検討したい会社の見学会や相談会に参加する

まずは、自分と合いそうかな?という感じをつかむため見学に行ったり、話を聞きに行ったりしてみましょう。共感できる会社に出会うことがあなたの求める家づくりへの第一歩です。

②自分の理想とする建物はいくらするのかを把握する

そして、どんな家を建てているのか、住宅性能レベルや価格などを教えてもらいましょう。
住宅性能の高い住まいは、安くはありません。高性能な住宅を建てている会社をまわることで価格の相場感をつかむことができます。

③土地探してプランや概算見積りを出してもらう

買いたい土地が見かったら、建築士さんに簡易プランと概算見積もりを出してもらいましょう。
人気のあるエリアはすぐに売れてしまうことがありますので、本気で買いたい!と思ったら、予約(買付申込書)を入れておくと安心です。
不動産会社の方には、契約までどのくらい待っていただけるか相談してみましょう。

④納得できる家が建てらそうなら土地を購入する

どの会社と話を進めるのか、おそらくこの段階で決まっているかと思います。
気に入った物件、買いたい物件があらわれたら、スピーディーな決断を要します。売主側としては「買うのか買わないのか、どっちなの?」と判断を仰ぐので、物件にもよりますが土地の契約まで時間がないケースもあります。

特に注文住宅でお考えの場合、何社も同時進行でプラン見積もりを出していただくのは厳しいかもしれません。休日のたびに数時間も打ち合わせしたり…それを繰り返すわけですから、お客様側も相当な気力体力が必要です。

土地探し関連ブログ→土地探し3つの教訓

この時点では、すでに1社または2くらいに絞って、比較検討される方がほとんどではないでしょうか。あとは「覚悟」を持って「決断」するか、しないかです。

優遇措置を活用し賢い家づくりをしよう!親も子も孫もうれしい住宅資金援助!

今から家を建てる方のために税金面での優遇される制度も利用しましょう。住宅ローン減税という言葉は、聞いたことがあるのではないでしょうか。
(当社のブログにもアップしておりますので、ご参考ください。)

住宅資金贈与の非課税制度があることはご存じですか?

祖父母さんや親御さんの中には「自分の子(または孫)が家を建てるのだから少しお金を出してあげたい」という方もいらっしゃいます。
親やおじいちゃん、おばあちゃんから家を建てるための資金を援助してもらった場合。
贈与税の申告をすることにより一定の金額について贈与税が非課税となる制度です。「贈与」になるから税金が心配という方も、省エネ住宅の場合は1,500万円まで非課税となる優遇措置があります。
(締結日が令和2年4月1日~令和3年12月31日の場合)

もし、有難く祖父母さんや親御さんの資金サポートが受けられるのであれば、住宅資金贈与の非課税枠がありますので、適用要件を税務署や税理士などの専門機関で確認の上、賢く活用しましょう。

詳しくは国税庁ホームページをご覧ください。

住宅資金贈与の非課税とは

住宅取得等資金の贈与を受けたとき

まとめ

家づくりは、会社選びがいちばん悩ましいところ。
ご夫婦で何を重視するか話し合って優先順位を決めましょう。まずは、夫婦で価値観を共有し→価値観の合う会社を選ぶことが大切です。
なかなか考え付かない場合は、現状の不満は何か、どうして不満に思うのか、などを明確にすることであなたの理想の住まいを具体的にイメージしやすくなります。
家づくりで重視する内容「軸」がおおまかに決まったら、気になった建築会社、工務店へ足を運んでみましょう。
土地から探す方も、建築会社をしぼってから動くと土地探しの強力なパートナーとなってくれます。ので、土地と建物の予算が把握でき、家づくりの資金計画も立てやすくなります。
スタートするなら、目標となる期日ゴールを設定しましょう。

「行動おこしてみようかな」と思ったら、当社の見学相談会へ参加してみてくださいね。

*補足*
ワンランクアップ!税金面での優遇措置を賢く利用しましょう。
(高性能住宅向けの国の補助金事業もあります。)
国も後押しする高性能な住宅を建てる方には、優遇制度を整えています。
せっかくなので、お得な情報を知ってから上質な家づくりをしたいものですね。
賢い土地探し、住宅に関する優遇措置や補助金などもご案内しています。

ご予約はこちらから。

他にもいろいろブログを書いていますのでご一読ください。

 

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